四柱推命との出会い

以前にもお話しましたが、 私は、夢破れて着の身着のまま、 都会から故郷に帰ってきました。 30歳になる少し前のことでした。   しばらく、疲れた心身を休めながら、 無職生活を送りました。   当時は、…

21.新たな旅立ち

私と璃子がひとつであることを意識するようになってから、 一つの気持ちが芽生えてきました。   それは、女として輝きたいということ。 これは、私の思いと言うよりは、璃子の思いです。   華麗なワンピース…

20.二人だけの場所

小説を書き上げて数か月後、 私たちは新たな生活の場に移ることにしました。   なぜかというと、今までのようにこっそり璃子と密会するのは、 彼女に対して申し訳ないような気がしたからです。   彼女は私に…

19.一つの挑戦

私は男としての生きることに限界を感じていました。 弱いところは見せられない、変な恰好をつけなければならない。 そんな生き方はもう嫌でした。   今は、そんな人生からは「いちぬけた」といって、 早く足を洗うべきだ…