コレって本気? 政府の「ムーンショット計画」

みなさん、こんにちは。

今日は趣向を変えて、最近話題になっていることをお話しさせてください。

ところで、『ムーンショット計画』ってご存知でしょうか?
これは、2020年に政府が突如として発表した構想です。
詳しくは、リンク先を見て欲しいのですが、

2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現

するというものです。

また、次のような目標が提唱されています。

2050年までに、複数の人が遠隔操作する多数のアバターとロボットを組み合わせることによって、大規模で複雑なタスクを実行するための技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。

2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。

2050年までに、望む人は誰でも身体的能力、認知能力及び知覚能力をトップレベルまで拡張できる技術を開発し、社会通念を踏まえた新しい生活様式を普及させる。

2030年までに、望む人は誰でも特定のタスクに対して、身体的能力、認知能力及び知覚能力を強化できる技術を開発し、社会通念を踏まえた新しい生活様式を提案する。

出典:内閣府ホームページ
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html

こちらの動画もご参考ください。

これを見て、私は『攻殻機動隊』で描かれた未来世界を思い浮かべました。まるでSFの世界ですね。政府は国民をサイボーグにしたいのでしょうか?霞ヶ関の官僚からこのような発想が出るとは驚きです。

ところで、私はこの構想に驚きとともに、何となく違和感を感じています。今まで(少なくとも戦後は)政府は、インフラ投資は別として、規制ばかりを課して来ました。それがここに来て唐突なイノベーションを唱えています。私には、何か裏があるように思えてならないのです。

この計画では、「望む人には誰でも」と謳っていますが、このようなサイバー社会を受け入れられない人たちはどうなるのでしょうか?また、政府は「基盤を構築」と言っていますが、タダで全国民にこの技術にアクセスさせるとは言っていません。おそらく、相当裕福な富裕層しか「基盤」を有効活用できないでしょう。

この未来社会に乗れない人たちに待っているのは、残念ながら淘汰なのだと思います。良くて下層階級に押し込められる、悪くて殺処分というところではないでしょうか?

こうして見ると、今のコロナ騒動も意図が目に見えてくるような気がします。感染防止を名目にした特別警戒宣言下で行われる「店舗潰し」。ろくに人による臨床試験もしていない得体の知れないワクチンの供与。菅政権もいよいよ腹を括ったようにも見えます。

コロナ騒動の後に来る未来世界は、一部のエリート層が大多数の貧民を支配する「千年王国」。それが彼らの未来世界です。

しかし、ここは決して理想の世界ではないと思います。極度の分断の上に立つ苦しみの世界。いわば、新たな地獄です。

こんな世界は私は少しも望んではいませんし、これをお読みになった多くの皆様も決して望まないだろうと思います。また、私たちにはまだ「No」と言えるチャンスはいくらでもあると思います。

もう、「政府の言うことだから」とか「テレビで言ってた」とか言うのをやめたほうがいいと思います。率直に言って、彼らの言うことを信用している人ほど、犠牲になる可能性が高いです。

彼らがいつも正しいとは限りません。ただ権威を持っているに過ぎません。一度、彼らの言うことを疑って見てください。彼らが沈黙していることをインターネットで見聞して見てください。

私は、我々日本人が正しい未来に進むことを願って止みません。

クロスドレッサー、自己探求家。 趣味で小説も書いています。 最近は、仏教と現代物理学の関連について研究しています。

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