苦しい気持ちが鎮まる魔法の言葉

昨日の引き続き、今日も心が楽になる方法を一つお伝えしたいと思います。

今、自己啓発やスピリチュアル界隈では、いろんなメンタル改善法が話題になっています。自己肯定感を上げるとか、波動を上げるとか、ポジティブな引き寄せを起こすとか…。
実にいろんなことが言われています。

でも、私に言わせれば、ある前提が伴わないと、これらのメンタル改善はあまり効果がありません。

部屋の模様替えにたとえるなら、部屋がいらない物であふれているのに、新品の家具や家電を入れこもうとしているようなものです。これでは、ますます部屋の居心地が悪くなってしまいますね。

まず、最初にやるべきは”断捨離”。心の中の大掃除です。

ある、開運の専門家が、「究極の開運法は、家財道具すべてを捨てて、新しい場所に引っ越して、裸一貫で再スタートすることです」というようなことを言っていましたが、この考え方は非常に理にかなっているように思います。

心の問題として具体的に言うと、感情の問題つまり、過去のわだかまりを処理すること。実は、これができる人が意外と少ないのです。
いつまでも、過去の失敗にこだわり、「あのとき、ああすればこんなことにはならなかった」とか、「こんなはずじゃなかった。どうしてこんなことになってしまったんだろう?」とか、「俺の実力はこんなものじゃない。まだまだやれる」とかいつまでも引っ張っているようではいけません。

そうではなく、失敗を”終わった話”にしてゆくのが実は大切です。そうすることにより、過去への囚われが無くなり、新しい心のエネルギーが入ってくるものです。そして、新たな運が開けてくるものです。

ここで、過去にこだわる苦しい気持ちが鎮まる魔法の言葉を皆さんに伝授します。
それは、「ああ、これが我が人生」という言葉。
困難な状況の中で途方に暮れたときに、苦しさを噛みしめながらこの言葉を心の中でもいいので呟いてみてください。心が一気に静まり返ります。その心境たるや、まさしく明鏡止水の境地。これまでのこだわりが過去のものに変わっているはずです。

私はこの言葉を知って、悩みをあまり引きずらなくなりました。そして、苦しいな、と思う場面もずいぶん減りました。

是非、皆さんも困ったときはお試しを。

クロスドレッサー、自己探求家。 趣味で小説も書いています。 最近は、仏教と現代物理学の関連について研究しています。

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