願望が逆の状況を作ってしまう?

今日は、ちょっと危険な潜在意識の話をしたいと思います。

実は、本業で外国の方との打ち合わせが急に増えて、英会話の勉強を始めたのですが、偶然見た英会話関係の動画で気になる話があったので、みなさんにご紹介したいと思います。

ところで、私たちは日常生活でいろんな願望を持ちますよね?

例えば、「臨時収入が欲しい」とか、「仕事のプレッシャーから解放されたい」とか、「たまには休みたい」とか。

こういった、願望は現実作り出します。いわゆる「引き寄せ」ですね。

しかし、「引き寄せ」を間違ったやり方で実現してしまうと、ときに困った状況が実現してしまうことがあります。

こういう「引き寄せ」は潜在意識よりも深い「メタ意識」という部分の働きにより実現するらしいのですが、どうやら、この「メタ意識」が願望とは逆の状況を無理やり実現してしまうことがあるらしいのです。

例えば、とても忙しい日々が続いて、「たまには休みたい、仕事から逃れたい」と願っていたとすると、原因不明の病気にかかり、どうしても仕事を休まなくてはいけなくなる、といった具合です。

困ったことに、「メタ意識」は願望の裏の状況、つまり、願いを叶えるための前提を短絡的に作ってしまうのです。

これは、英語学習でも同じ。「英語が話せるようになりたい」と願うと、英語が話せない自分を暗に認めることとなり、いつまでたっても英語が話せるようにならないのだそうです。

いくら英語を勉強しても結果が出ない人は、もしかしたら、このへんに原因があるのかもしれませんね。

でも、安心してください。この「困った引き寄せ」には、ちゃんと対策法があります。

それは、「もうすでに○○である」というように願いが叶った状態を完了形でイメージしたり、普段の言動に表してみることです。そうすることにより、「メタ無意識」は願いが叶った状況を後づけで強力に引き寄せてくれるのです。

英語学習で言えば、「私、英語が話せますから」という前提で行動してみるということです。

別に英検1級に合格していなくても、TOIEC900点オーバーでなくてもいいのです。簡単なあいさつしか出来なくても「話せるよ」って言ってみる(外国人はそうしてます)。そうすれば、いつの間にか話せるようになっているのだそうです。

別の対策法としては、「もっと○○したい」というように「もっと」という言葉を補ってあげることです。

そうすることにより、願望が叶っている自分を一旦認めていることになり、困った引き寄せは回避できることになります。

みなさんも「引き寄せ」は正しい使い方をしましょう。

クロスドレッサー、自己探求家。 趣味で小説も書いています。 最近は、仏教と現代物理学の関連について研究しています。

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