完パスについて考える その2

今日は昨日に引き続き、女装さんの夢である「完パス」についてお話します。

昨日は、男女不詳レベルに下げれば「完パス」はそれほど難しくはないというようなことを書きましたが、今日は、そうは言っても。。。という話をしたいと思います。

たしかに、レベルを下げれば「完パス」はしやすくなりますが、それで面白いかという問題は残ります。そこで提案なのですが、部分的に女性性を主張するのはどうかと思います。

たとえば、足元だけは女性らしいものを身に付ける、とか。
男性は女性の胸を見るが、女性は女性の足元を見るといいます。意外な盲点ですが、実は、足元はリアルな女性から一番見られるところなのです。女装で手を抜けないところですが、逆に、ネイルアートをしたり、おしゃれなフットウェアを身に付けたりすると、女性らしさがぐっと上がるポイントなのです。ここは出来るだけこだわった方がいいでしょう。
でも、ヒールが高すぎるものを履くのは逆効果になるのでご注意を。

また、ウィッグにこだわるのもよいと思います。
実は、髪が一番女性らしさを演出してくれます。以前、先輩の女装さんから「ウィッグにはお金をかけた方がよい」と言われたことがありますが、本当にその通りだと思います。ウィッグがリアルで素敵だと、メイクをしなくても、なんとなく女子に見えます。特に最近はおしゃれなマスクが増えたため(?)、ウィッグとマスクをしていれば、”それなりに”見えてしまいます。
いくらぐらいのウィッグを付ければいいのかは難しいのですが、ヘアスタイルの自然さと耐久性を考えると、7000~8000円程度のものを身に付けたいですね。3000~4000円くらいのものもありますが、どこかチャチで、すぐにダメになりますね。私は2万円くらいのウィッグを付けていますが、数年は持ちますね。

ここまで、いろいろと書いてきて、こういうのも何ですが、結局は、「完パス」にそれほどこだわらなくてもいいのではと思います。
今では、女装さんはそれほど珍しい存在ではありませんし、街の人は皆、自分のことで忙しいので、ジロジロと見られることはまずありません。法に触れることをしているわけではないので(少なくとも日本では)、堂々と好きな恰好をすればいいのです。

以上、とりとめのない話となってしまいましたが、今日はこのへんで。
では、また。

クロスドレッサー、自己探求家。 趣味で小説も書いています。 最近は、仏教と現代物理学の関連について研究しています。

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