幸せになる女装

こんにちは、Ricoです。
LGBT法可決の前後から、女装家には風当りが強い日々が続いておりますが、今回はあえて女装することのメリットを書いてみたいと思います。

女装することのメリットはいろいろとあるのですが、まず第一に、やり方によっては、自己肯定感がものすごくアップします。女装して自己肯定感が上がるとは、言い換えると「自分を好きになれる」ということですが、この「自分大好き感」が幸福になる上でとても大事だと思います。

自己肯定感が低い(=自己嫌悪感が強い)ままですと、どうしても、他社と比較して自分はどうだ、という視点から抜け出ることができません。言い換えると、「比較に中で生きる」ことになるのですが、これでは非常に苦しい生き方が続くことになります。

SNS上で誹謗中傷を繰り返すような人たちの根底には、「相手よりも上に立ちたい」というマウンティング指向があります。彼らは、自分自身に自信がないから自分よりも立場が弱い人を叩いて束の間の満足感が得たいのです。しかし、苦しさが紛れるのは一時の話。苦しさが完全に拭い去られることはありません。

誹謗中傷で得られる満足感は麻薬のようなもの。薬が切れるとまた誰かを叩きたくなるという負の連鎖から抜け出ることは難しいです。

逆に、自己肯定感が高く、”ありのまま”の自分を素直に受け入れられると、そのような誹謗中傷による自己満足は全く必要なくなります。

不思議な話ですが、SNSでも実社会でも、”嫌な人”に出会うことがメッキリ減ります(ゼロというのは難しいですが)。これはおそらく、無意識のうちに他人に対して、その人のいいところを見ようというポジティブな見方ができるようになるからだと思います。
そうなると、いい人やいい仕事に恵まれるというプラスのサイクルに入ることができるようになり、結果的に幸福になれます。

女装をすることは、この自己肯定感を上げるという一つのよいきっかけとなります。

ところで、この”幸せになる女装”には、すこしコツがいります。
それは、あくまでも”自分基準”で女装することです。
言い換えると、他人の評価を気にしない、ということです。

皆から、可愛いと言われたい、キレイと言われたい。その気持ち良く分かります。
そういわれると、気分も上がるし、嬉しくなりますよね。私もそうです。

でも、そこにこだわり過ぎると、「比較に中で生きる」苦しさが付いて回ることになります。ですので、人の評価は二の次、三の次で良いのです。

ちなみに、女装をするからといって、外に出る必要はありません。家の中、あるいはどこかのホテルでこっそりとやることでも、自己肯定感はしっかり上がってくれます。

最近は、少し外に出にくい環境になってしまった感がありますので、むしろ割り切って、インドア女装専門でもOKだと思います。

また、完璧に女らしくなる必要はありません。
女らしくよりも、自分らしく。自分自身を許せるようになるのが女装の本来の目的です。

私の場合、まず「自己の心の解放」という目的で女装をするようになったのですが、自然と自己肯定感を上げることが出来ていたような気がします。そして、完全とは言えませんが、知らないうちに”いい人”に恵まれる体質になっているのを感じます。

あなたも、幸せになる女装、始めてみませんか?

それでは、また。

クロスドレッサー、自己探求家。 趣味で小説も書いています。 最近は、仏教と現代物理学の関連について研究しています。

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