脱毛のあれこれ

今回は前回の”除毛のあれこれ”に引き続き、脱毛についてお話したいと思います。

女装が日常化すると、だんだんと除毛が負担に感じてきます。体毛の伸びるスピードは速く、除毛してから2~3日もすると毛が目立ち始め、3週間もするとふさふさした感じになってきます。髪の毛ならありがたいのですが、それ以外の毛だとちょっと…。
体毛処理は女装のクオリティーに直結する問題なので、おろそかにはできません。かといって2~3日おきにお風呂場で全身除毛するのは、金銭的にも体力的にもキツイ。そこで”永久脱毛”という言葉が頭に浮かぶわけです。

今日は私が知っている範囲で脱毛についてお話したいと思います。

1.家庭用脱毛器(光脱毛器)
私がまず試したのはこれでした。家庭用脱毛器は1万円を切るものから10万円以上するものまで、価格と性能はピンキリですが、それでも脱毛サロンに通うよりは随分安上がりです。家で好きな時間に処理できるのもメリット。ということで2週間に一度というペースで半年ぐらいはこの方法で脱毛していました。ちょうどコロナが流行り出した時期で、家にいる時間がたくさんあったので、脱毛するにはいい時期でした。
家庭用脱毛器でも腕や脚はだいぶ薄くなります。でもやはりパワー不足を感じました。ヒゲはほとんど薄くなりませんでしたね。光脱毛ではおそらくサロンに通っても状況は変わらなかったと思います。私は完全ツルツル脱毛を目指していたので、ちょっと不満でした。
ちなみに光脱毛は永久脱毛ではないので、5~6年するとまた生えてくることがあるそうです。そのつど脱毛すればそれほど問題にはならなそうですが。

2.レーザー脱毛
家庭用脱毛器(光脱毛器)に限界を感じてしまったので、思い切ってレーザー脱毛を試すことにしました。レーザー脱毛は医療脱毛と言われている通り、美容皮膚科の病院で施術を受けます。美容皮膚科は最近は男性の脱毛にも力を入れているようで、男性でも大分行きやすくなっています。
私はレーザー脱毛で髪の毛や眉毛以外はほぼ無毛になりました。お金と通院の手間がかかる分、しっかり抜けてくれます。
難点は、とにかく痛いところとお金がかかるところ。
痛さについては、最初のお医者さんのカウンセリングで「強い輪ゴムでパチンとはじかれるような痛さ」と言っていましたが、まさにそんな感じです。お笑いコントよくある、強いゴムを噛んでいると相方が手を放してバチンとやられるような…。クリーム状の麻酔もありますが、塗っても気休め程度です。とくにヒゲとデリケートゾーンはキツイですね。女子の中には痛すぎて途中でやめてしまう人もいるようですが、私は地が男子ですので痩せ我慢してました。気合で美肌を手に入れるんだって(笑)。
お金については、私の場合、全身5回コースで40万円程度かかりました。ですが、部位にもよりますが、完全ツルツル脱毛となると5回では厳しいです。ヒゲなんか今でも施術してもらってます。大分薄くなったけど、もう10回くらいやってるかな。。。予算的には倍ぐらい必要かもしれません。

3.電気脱毛(ニードル脱毛)
これはわたしは未経験の脱毛方法です。確実に脱毛するにはこれしかない、と言われていますね。ニードルで毛穴に電気を流して毛根を焼くので、1回で確実に脱毛できます。
難点と言えば、とにかく痛い点。レーザー脱毛より痛いらしいです。もう泣くほど。。。
また、細いニードルで少しずつ毛根を焼くので多分時間がかかりますね。ヒゲやビキニラインなどの局部向けですね。

以上、つらつらと脱毛について書いてみましたが、やっぱり脱毛したスベスベの肌は清潔感があっていいものです。女装するにしてもしないにしても、世のすべての男性諸君におススメです。

では、今日はこの辺で。

クロスドレッサー、自己探求家。 趣味で小説も書いています。 最近は、仏教と現代物理学の関連について研究しています。

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